
参考書は、紙と電子書籍のどちらが効率的に勉強できる?
あなたはこのような疑問を抱えていないでしょうか?
参考書を持ち運ぶのは重くてかさばるし、電子書籍で効率的に勉強したいですよね。
この記事では、電子書籍の参考書について詳しく解説します。読み進めることで、以下の知識を得られます。
- 電子書籍の参考書とは
- 電子書籍の参考書が利用できるおすすめサービス
- 電子書籍で学習参考書を利用するメリット・デメリット
電子書籍の参考書による学習が気になっている方は、ぜひご一読ください。
目次
電子書籍の参考書とは?

電子書籍の参考書とは、紙の本をそのままデジタル化してスマホやiPadなどの端末で読めるようにしたものです。
電子書籍には大きく分けて2つのタイプがあり、紙をそのままデジタル化した定形のものと、ページの文字・図の情報を保有し、文字サイズを変更できるものがあります。
参考書にはどちらの種類も存在します。
「最近電子書籍が普及してきたし、参考書は紙と電子書籍のどっちがいいんだろう?」と疑問に思う方も多いかと思います。
どんな分野を学習するかにもよりますが、電子書籍の参考書は利便性が高いので今後更に普及していくでしょう。
電子書籍の参考書が読めるおすすめサービス4選

電子書籍のサービスと聞くと、コミックシーモアやRenta!などのコミックサイトを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は、電子書籍サービスの中でも参考書を多く扱うサービスがあります。
本項では、電子書籍の参考書が読める4つのおすすめのサービスをご紹介します。
- Kindle Unlimited
- BookLive!
- 楽天Kobo
- ポルト
それぞれのサイトの特徴について、詳しくみていきましょう。
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは、Amazonが運営する電子書籍の読み放題サービスです。
漫画や小説が多いイメージのKindleですが、参考書も読み放題で利用できます。Kindle Unlimitedで扱われている書籍は数が多く、ジャンルも総合的に網羅されています。
Kindle Unlimitedの月額利用料は税込み980円です。
参考書は安くても1冊1,000円はするので、月額1,000円以下で読み放題なのはとてもお得ですね。
Kindle Unlimitedは読み放題サービスですが、同時貸し出しは10冊までなので注意が必要です。11冊目を借りたければ、10冊のうちから1冊を返却すればまた借りられますよ。
Kindleの無料体験で参考書が読み放題
Kindle Unlimitedの30日間の無料体験を利用すれば、その期間内は参考書が読み放題です。
「電子書籍の参考書ってどんなふうに表示されるの?」「実際に電子書籍の参考書を複数試してみたい」という方には非常におすすめのサービスです。
30日以内に解約すれば、料金は1円もかからないので安心して試せますよ。
楽天kobo

楽天koboは、楽天グループが運営する電子書籍サービスです。
取り扱い電子書籍数は約400万冊で、マンガ・小説・雑誌・学術書・参考書などの幅広いジャンルを扱っています。
また、楽天koboでは約300万冊洋書の取り扱いがあるため、英語学習をしている方にもおすすめです。
楽天koboの特徴は、電子書籍の購入で楽天ポイントが貯まることです。
楽天ポイントでの書籍購入もできるので、楽天会員の方はお得に利用できます。
楽天koboの電子書籍はスマホやiPad、PCで閲覧できるのはもちろんのこと、専用端末の「kobo」でも利用できます。
スマホより広い画面で見れますし、完全防水使用なのでお風呂に持ち込むことも可能です。
ポルト

ポルトは勉強時間管理アプリの「Studyplus」と運営元が同じで、参考書に特化した読み放題アプリです。
ポルトには大学受験のために必要な参考書が150冊以上もそろっており、利用できる参考書は随時追加されます。
勉強時間管理アプリの「Studyplus」との連携も可能で、参考書の学習データが自動で記録されて便利です。
ポルトの月額利用料は1,078円(税込)です。
参考書は1冊でおよそ1,000円以上するので、月額1,078円(税込)で読み放題なのはとても魅力的です。
参考書は人によって合う合わないがあるので、読み放題サービスで自分に合った参考書を見つけられることは大きなメリットですよね。
また、ポルトではすべての参考書の読み放題が7日間無料で試せるので、気になる方はお試しからはじめてみましょう。
BookLive!

BookLive! は、凸版印刷グループが提供する電子書籍サービスです。
取り扱い冊数はKindleには劣りますが、マンガや小説、雑誌など、約80万冊を扱っています。
BookLive! の電子書籍にはマーカー機能やメモ機能があり、参考書を見返す時に非常に便利。
閲覧可能なデバイスは、iPhoneやAndroid、Windows PCなどの端末です。
BookLive! では新規会員登録すると、50%OFFクーポンがもらえるなど、クーポンの多さや価格の安さにも優れています。
また、電子書籍を購入するたびにTポイントが貯まります。
日頃からTポイントを利用している方はポイントを利用してお得に参考書を購入できますよ。
会員ランクに応じて、最大3%のTポイントが貯まり、1ポイント=1円として利用できます。
電子書籍で学習参考書を使うメリット


電子書籍で参考書を見るメリットって多いのかな?

紙の参考書と比べると効率的に学習できる?
このような疑問をもっている方も多いかと思います。
電子書籍で参考書を利用するメリットが多ければ、是非利用してみたいですよね。
本項では、電子書籍の学習参考書を使う3つのメリットをご紹介します。
- サブスクサービスで費用を抑えられる
- どこでも持ち運んで勉強できる
- 勉強に打ち込める時間が増える
それでは、それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。
サブスクサービスで費用を抑えられる
サブスクリプションサービス(サブスク)では、月単位や年単位で契約し、その期間中は定額でサービス利用できます。
サブスクサービスがある電子書籍サイトを利用すれば、定額で扱われている参考書が読み放題。
サブスクサービスを用いると、1冊当たりの値段を安くおさえながら様々な参考書を利用できます。
参考書を1冊ずつ購入して読むよりも、多くの中から自分に合うものを見つけて効率的に勉強したいですよね。
「この参考書は自分に合わないな」と思えば、気軽に他の参考書を利用できます。
多様なジャンルの参考書に興味があり、様々な出版社の参考書を比較したいという方にはサブスクサービスが向いています。
どこでも持ち運んで勉強できる
紙の参考書は分厚くて重いですが、電子書籍の参考書は持ち運びがしやすく便利です。
図書館やカフェなど、外で勉強する際に重い参考書を運ぶのは辛いですよね。
使用する参考書が何冊も必要な場合は、荷物がかさばって大変です。
電子書籍の参考書なら、スマホやiPadなどの端末1つで外出できるので、とても便利。
また、電子書籍の参考書はスマホとかiPadなどの端末があれば利用できるため、「参考書を家に忘れた!」ということがなくなります。
当然ですが、端末の充電が切れると参考書が見れなくなってしまうので、外出する際は充電器や充電スポットの確保も忘れないようにしましょう。
勉強に打ち込める時間が増える
電子書籍の参考書を利用すれば、細切れのスキマ時間を活用でき、学習時間を増やせます。
厚い参考書だと、まとまった勉強時間を確保しないとなかなか開けませんよね。
一度に読むには、かなりの気合が必要です。
社会人が仕事をしながら勉強するためには、スキマ時間を制することが大事だといわれています。
電子書籍を利用すれば、通勤時間や寝る前などにササッと参考書を確認できます。
分厚い参考書をそのような場面で毎回開くことは大変ですよね。
大変なことはなかなか続かないので、その分細切れの時間を活用できません。
電子書籍の参考書は、仕事で忙しくてなかなか時間がとれない社会人におすすめといえます。
電子書籍で参考書を使う時のデメリット


電子書籍の参考書を利用する際のデメリットってなんだろう?
あなたはそんな疑問をかかえていませんか?
電子書籍で参考書に興味をもっていても、デメリットも踏まえた上で検討したいですよね。
本項では、電子書籍の学習参考書を使う3つのデメリットをご紹介します。
- 本への書き込みができない
- ある程度のお金がかかる
- スマホで読むと字が小さい
それでは、それぞれのデメリットを詳しくみていきましょう。
本へ書き込みができない
電子書籍の参考書は、基本的に手書きでの書き込みはできません。
電子書籍を使用して問題を解く場合は、常に端末を見ながら解答する、または該当するページを印刷して解く必要があります。
そのため、紙の参考書に慣れていて直接本に書き込んだりマーカーを引いたりして勉強したい人には向いていません。
例えば、Kindleだと、キーボード入力でメモ残すことはできますが、手書きでの書き込みはできません。
手書きでメモをしたい場合は、該当ページをスクリーンショットし、その写真の状態でアップルペンシルなどでメモ入れします。
ある程度のお金がかかる
参考書は古本屋に行けば中古で100円~200円で購入できる物もありますが、電子書籍に中古本は存在しません。
電子書籍の参考書は定価より格安での購入はできないため、参考書にかかる費用をとにかく抑えたいという方には紙の中古の参考書のほうがおすすめです。
また、紙の参考書は使用後に中古で売ることができ、売った分のお金がいくらか戻ってきますが、電子書籍は中古販売ができません。
そのため、「とにかく参考書にかかる費用を抑えたい!という方にはあまりおすすめできません。
スマホで読むと字が小さい
購入した電子書籍の参考書が固定のレイアウト形式である場合、スマホだと文字が小さくなるため、読みづらく感じることがあります。
タブレットがあれば大きい画面で見れますが、その分高額なタブレット購入費がかかってしまいます。
通勤通学などスキマ時間に参考書を利用したい方は、「字が小さくて見にくいな……」と感じる機会が多いかもしれません。
電子書籍サービスにはサブスクや無料お試しサービスなどがあるので、ご自身が主に使用する端末での参考書の見え方を確認してから利用することをおすすめします。
電子書籍の参考書に関するよくある質問

電子書籍の参考書の利用を検討する際、みなさんはどんなことを知りたいと思うのでしょうか?
本項では、以下の質問内容について解説します。
- 電子書籍の参考書に向いている学習分野は?
- 電子書籍に向いていない学習分野は?
- 電子書籍の参考書に文字を書き込む方法は?
それでは、それぞれの質問について詳しくみていきましょう。
電子書籍の参考書に向いている学習分野は?
電子書籍の参考書に向いている学習分野は、英語(語学学習)やデザイン、プログラミングです。
英語(語学学習)は、リスニング教材といった音声データを使用して学習する場合が多いため、スマホなどの端末を用いる電子書籍との相性が良いでしょう。
また、制作物を作成するデザインや、パソコンを用いるプログラミングとも比較的相性が良いです。
デザインやプログラミング学習では、基本的にPCを用います。紙の参考書を使うと本とパソコンの画面を交互に見て疲れますが、同じPC上で参考書を見れば効率よく学習できます。
電子書籍に向いていない学習分野は?
物理や数学など計算が多い科目は、電子書籍の参考書と相性が良くありません。
物理や数学の問題って、問題用紙の余白で計算して解答しますよね。
しかし、電子書籍は書き込みに向いていません。
計算式を多用する時は、電子書籍に加えて計算用の白紙などを準備しましょう。
英語の単語帳など、計算する必要性がなく隙間時間に開いて覚えることで効率的に学習できる分野は、電子書籍の利用が向いています。
電子書籍の参考書に文字を書き込む方法は?
電子書籍の参考書であっても、補足情報をメモしながら勉強した方が効率的ですよね。
しかし、電子書籍は、基本的には書き込みには向いておらず、書き込みができる電子書籍サービスも一部です。
Kindleには、手書きの文字を書き込む方法があります。
まずiPadで参考書の書き込みたいページをスクリーンショットします。
その状態だと、アップルペンシルで直接手書きのメモができます。
電子書籍で効率的に勉強をしよう
参考書を持ち運ぶのは重くて大変だし、電子書籍で効率的に勉強したいですよね。
今回は、電子書籍の参考書について解説しました。
- 参考書を電子書籍で読むことは可能
- 外出先で学習する人や英語などの音声データが必要な人は特におすすめ
- 書き込みができないことや、古本がないことはデメリット
日々の学習に電子書籍の参考書を取り入れ、効率的に勉強しましょう。
電子書籍の参考書ってあるの?