電子書籍の読み放題オススメサービス10選!メリット・デメリットも解説

月額料金を払えば「電子書籍が読み放題」になる定額制サービス(サブスク)。

空き時間に手持ちのスマホなどから読書ができる電子書籍は、たくさんの本が読みやすいというメリットがあり、サブスクを利用すれば料金を安く抑えられます。

しかし、下記のような悩みをお持ちではないでしょうか?

どうせならサブスクで読み放題となるサービスを利用したい

登録してみたいけど、どんなサービスがあるか分からない。。

本記事では、電子書籍が読み放題となるサブスクを解説します。

メリットだけでなくデメリットも記載しているので、ぜひチェックしてみてください。

電子書籍の読み放題サービスとは何?

出典:ODAN

「電子書籍の読み放題サービス」とは、電子書籍の定額制サービス(サブスクリプション)のことです。

一定の月額料金を支払うことで、対象の本や雑誌が読み放題になるというメリットがあります。

1冊1冊書籍を購入するよりも安くつく場合が多く、月に何冊もの本を読むという方にはコスパが良く便利です。

各社特徴があるため、自分に合った読み放題サービスを選ぶと良いでしょう。

電子書籍のおすすめ読み放題サービス10選

出典:ODAN

電子書籍の読み放題サービスについて、オススメを10社ご紹介します。

一口に読み放題と言っても、読める書籍のジャンルはサイトによってさまざまです。

雑誌が読み放題になるサービスや漫画が読み放題になるサービス、全ジャンルが対象になっているサービスもあります。

月額料金とおおよその配信冊数を記載した表を記載するので、選ぶ際の参考にしてみてください。

 月額(税込)配信冊数
Kindle Unlimited¥980雑誌250誌以上、書籍50万冊以上
楽天マガジン月額¥418 or 年額¥3,960900誌以上
コミックシーモア■読み放題ライト¥780
■読み放題フル¥1,480
■読み放題ライト書籍39,000冊以上
■読み放題フル書籍99,000冊以上
読み放題プレミアム¥508
※Yahoo!プレミアム会員特典
雑誌110誌以上
ブック放題¥550漫画40,000冊以上、雑誌700誌以上
タブホ¥5504,530冊
dマガジン¥440雑誌700誌以上
U-NEXT¥2,189雑誌140誌以上、動画22万本以上
まんが王国・恋愛コミック誌読み放題¥550
・メンズコミック誌読み放題¥1,100
・恋愛コミック誌4冊
・オトナ向けコミック誌3冊
FODプレミアム¥976雑誌150誌以上、動画5万本以上

Kindle Unlimited

Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)は、Amazonが運営する電子書籍の読み放題サービスです。

月額980円(税込)で書籍500,000冊以上、雑誌250誌以上が読み放題となり、洋書も含めたトータルでの配信冊数は200万冊以上にものぼります。

漫画よりも一般書籍が充実したサービスなので、小説やビジネス書といった本の読書量が多い方にオススメ。

また、kindle端末との相性も良いため、kindleを愛用している方にも向いています。

30日間の無料お試し期間があり、気軽に試せるのもポイントです。

楽天マガジン

楽天マガジンは、楽天が運営する雑誌の読み放題サービス。

支払い方法は以下の2種類から選択可能で、900誌以上の雑誌が読み放題となります。

  • 月額プラン:月額418円(税込)
  • 年額プラン:年額3,960円(税込)

年額プランの方が月額換算すると330円と割安なため、長期の利用を考えている場合には年額プラン選びましょう。

また、料金の支払いには楽天ポイントを利用可能で、普段から楽天を利用する方に特にオススメです。

31日間の無料期間があり、どうしても読みたい雑誌がある方はとりあえず登録してみても良いでしょう。

コミックシーモア

コミックシーモアは91万冊以上の電子書籍を取り扱う販売サイトです。

その中の一部作品が読み放題となるプランが、下記の2種類あります。

  • 読み放題ライト:BL・ラノベ・アダルト系を除いた作品39,000冊以上。月額¥780(税込)
  • 読み放題フル:BL・ラノベ・アダルト系を含む作品99,000冊以上。月額1,480(税込)

また、「コミック」とついていますが、ラノベ・雑誌・写真集なども対象作品に含まれています。

初回登録時は7日間無料で利用できるので、漫画を中心としてさまざまな電子書籍を読みたい方にオススメです。

シーモア

読み放題プレミアム

読み放題プレミアムは、月額508円(税込)でYahoo!プレミアム会員となると利用できる雑誌の読み放題サービスです。

110誌以上の雑誌が読み放題になりますが、他の電子書籍の読み放題サービスと比較するとコスパの面では劣っています。

しかし、Yahoo!プレミアム会員特典は他にも「PayPayサービスポイントの還元率が上がる」などの特典が複数あります。

そのため読み放題プレミアムのサービス単体ではなく、Yahoo!プレミアム会員特典を利用したい方にオススメのサービスです。

ブック放題

出典:ブック放題

ブック放題は、ソフトバンク系列会社が運営する電子書籍の読み放題サービスです。

月額550円(税込)で、月額700誌以上の雑誌と40,000冊以上の漫画が読み放題になります。

漫画に特化するなら「コミックシーモア」、雑誌特化なら「楽天マガジン」などが良いですが、どちらも利用したい方には便利なサービスです。

また、漫画雑誌も読み放題になるのが特徴で、無料期間が1ヶ月と長めなので迷う場合はとりあえず使って試せるのが嬉しいポイント。

タブホ

出典:タブホ

タブホは雑誌専門の読み放題サービスで、特に車やバイク、旅行系の雑誌に強みを持っています。

月額550円(税込)で1,000誌以上の雑誌が読み放題になるので、雑誌をとにかくたくさん読みたい方にオススメ。

ただし、雑誌は1号遅れて配信され、ムック本も配信冊数に多数含まれています。

最新の雑誌が読みたい方は、楽天マガジンやdマガジンを選ぶのが良いでしょう。

無料期間は24時間なので、「使ってみてから検討したい」という場合は期限に注意が必要です。

dマガジン

出典:dマガジン

dマガジンはNTTドコモが運営する雑誌の読み放題サービスです。

月額440円(税込)で700誌以上の雑誌が、バックナンバーを含めて2,000冊以上読み放題になります。

楽天マガジンに次いで月額料金が安く、無料期間も同じ31日間なのでどちらを選ぶか比較されることが多いサービスとなっています。

どちらもコスパが良いのでオススメですが、それぞれ以下のようなジャンルが強いです。

  • dマガジン:女性ファッション雑誌、ムック本
  • 楽天マガジン:車・バイク関連、海外雑誌

また、dポイントの利用機会が多い方はdマガジンを選ぶのが良いでしょう。

U-NEXT

出典:U-NEXT

U-NEXT に登録すると、22万本以上の動画見放題に加えて、雑誌の読み放題サービスもついてきます。

雑誌140誌以上が読み放題になりますが、月額が1,980円(税込)と他社より高め。

そのため、「動画サービスもがっつり利用したい」という方にオススメです。

毎月1,200ポイントが無償で付与され、漫画を中心とした電子書籍の購入にも利用可能。

31日間の無料お試し期間でも600円分もらえるため、登録するだけで漫画1冊程度は無償で購入ができます。

まんが王国

出典:まんが王国

まんが王国は漫画専門の電子書籍販売サイトです。

下記2種類のジャンルに特化した読み放題コースがあるのが特徴。

  • 恋愛コミック誌読み放題パック:恋愛コミック誌3誌が読み放題。月額550円(税込)
  • メンズコミック誌読み放題パック:アダルトコミック誌4誌が読み放題。月額1,100円(税込)

他社と比較すると冊数自体は多くないので、上記ジャンルが好きな方にオススメのサービスとなっています。

また読み放題プランとは別に、常時3,000冊ほどの漫画を無料で読めるのもポイントです。

FODプレミアム

動画配信サービスFODプレミアムに登録すると、動画に加えて150誌以上の雑誌が読み放題になります。

月額976円(税込)と、雑誌のみだとやや割高ですが、U-NEXTと同様動画サービスがメインなので、動画も見たいという方にオススメです。

フジテレビ関連のドラマやバラエティを中心に、5万本以上の動画が見放題となっています。

毎月最大1,300円分のポイントが付与され、利用すれば電子書籍の購入も可能。

無料期間が14日間あるので、見たい動画や雑誌がある場合はとりあえず登録して無料で見てもOKです。

電子書籍の読み放題サービスで得られるメリット

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電子書籍の読み放題で得られるメリットについて解説します。

メリットは主に以下の2点。

  • 何度でも読むことが可能
  • 定額制なので追加課金を避けられる

たくさんの本を読む方ほどコスパがよくなるのが特徴です。

何度でも読むことが可能

読み放題作品は、同じ作品を何度読んでも追加料金がかかるようなことは無く、レンタル期限などもありません。

月額料金を払って契約が続いている間は何度読んでも大丈夫なので、後から読み返したくなった時にも安心です。

ただし期間限定で読み放題になっている作品は、期間が終われば読めなくなってしまう点に注意。

多くの本を読むほど1冊あたりの金額は安くなる計算なので、気になった本があれば早めに読んでいくと良いでしょう。

また、読み放題なら気軽に読めるため、イメージと違えば途中で辞めても損はありません。

普段は購入するのを迷うような本との出会いも期待できます。

定額制なので追加課金を避けられる

電子書籍の読み放題サービスは、定額の月額料金を払うだけで追加の課金などはほとんどありません。

もちろん、読み放題対象外の作品を購入すれば料金はかかるので注意が必要です。

また作品は定期的に更新され、ラインナップが入れ替わっていくので、「全て読み尽くして読む作品が無くなった」ということも起こりにくいのがメリット。

「ついつい課金して本を買いすぎてしまった」ということも無いので、コストを抑えたい方にオススメです。

月額制だと毎月たくさんの本を読む方にとってはコスパが良く、大半の場合は読みたい本を複数購入するよりも安くつくのが嬉しい点ですね。

電子書籍の読み放題サービスでありがちなデメリット

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電子書籍の読み放題でありがちなデメリットについて解説します。

デメリットは主に以下の2点です。

  • サービス解約をすると読めなくなる
  • 人気な作品は対象外なことが多い

読みたい時に読みたい本があるとは限らないため、事前に配信作品のラインナップはある程度確認してから登録するのがポイントです。

サービス解約をすると読めなくなる

電子書籍の読み放題サービスは、あくまで「料金を払っている間は読み放題」なので、退会すれば読めなくなってしまいます。

一度購入すればずっと読める紙の本や電子書籍と比べると、この点は不便です。

また、ほとんど無い例ですが、運営する企業が潰れてサービスが利用できなくなる可能性もあります。

とは言え、たとえ運営会社が潰れたとしても、読み放題サービスは購入した本が消えるリスクはありません。

そのため、むしろ電子書籍を買うよりも気楽に利用できます。

どうしても不安がある場合は、運営歴の長い老舗のサービスや、大企業が運営するサービスを選ぶと良いでしょう。

人気な作品は対象外なことが多い

電子書籍の読み放題サービスの場合、新作や人気作は対象作品から外れていることも多いです。

出版社や電子書籍販売サイトも商売なので、新しく発売した本がいきなり読み放題になると本が売れません。

そのため、読み放題の対象となっている作品は、発売から時間が経過した本になりがちです。

新作や話題作がどうしても読みたい場合は、電子書籍の購入やレンタルを利用するのが良いでしょう。

ただし、話題作でも発売から数年経過しているような作品は読み放題になることもあります。

昔気になっていた作品などがあれば、まずは一度検索してみるのがオススメです。

電子書籍の読み放題サービスについてよくある質問

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電子書籍の読み放題でよくある質問と回答を記載します。

主な内容は下記の通りです。

  • お試しプランは本当に無料?
  • 最新作も読み放題に含まれる?
  • 出版済みなら全ての本が読める?

事前に知っておくと、登録後に後悔する可能性を減らせるはずです。

お試しプランは本当に無料?

どの読み放題サービスも、「お試し期間が期間内なのに突然終わって料金が発生する」ということはありません。

注意点として、サイト内にある有料作品を購入した場合はもちろん料金がかかります。

ただし、購入時にはショッピングカートなど確認画面への遷移があるので、「知らない間に有料作品を購入してしまっていた」ということは無いので安心してください。

Amazonのみ、Kindle本の1クリック購入ボタンがあるので注意しましょう。

最新作も読み放題に含まれる?

漫画の新書が読み放題になることはほとんど無く、大抵の場合は少し古い作品が対象となっています。

読めたとしても、ポイントでの有料課金になることが多いです。

ただし、アニメ化が決定した場合や、話題作の場合は期間限定で読み放題になることはあります。

キャンペーンの告知が各サイトトップページや広告で掲載されるので、定期的にチェックすると良いでしょう。

出版済みなら全ての本が読める?

紙の本で出版されている本が、すべて電子書籍で読めるわけではありません。

作者が電子書籍化に反対している場合や、電子書籍化されていても読み放題で配信されていない場合もあります。

読める作品は各サービスごとに異なるので、どんな作品が配信されているかは登録前にチェックしておくのがオススメです。

また、作品ラインナップは定期的に入れ替わったり追加されたりします。

現時点で配信されていなくても後から配信される可能性があるので、一度確認した後もたまにチェックしておくと良いでしょう。

電子書籍の読み放題サービスはお試しプランを活用しよう

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電子書籍の読み放題サービスは、うまく利用すると購入するよりもコストを抑えられます。

まずは登録前に読みたい作品が配信されているか、チェックしておくと良いでしょう。

各社に配信ジャンルなどの特徴があるので、雑誌や一般書籍、漫画などどんなジャンルの本が読みたいかを基準に選びます。

また、ほとんどのサービスで無料のお試し期間が設定されているため、一旦登録して使ってみると失敗する可能性を減らせます。

どこを選ぶか迷った場合は、ぜひ本記事でご紹介したサービスをチェックしてみてください。