通勤電車内などの移動時間や、家で過ごすちょっとした時間に、電子書籍を楽しむという人も多いのではないでしょうか。
最近では、電子書籍を取り扱うサービスやアプリも充実していますし、紙の本よりも電子書籍を読む機会が増えたという人もいるはずです。
そんな中でより本格的に電子書籍を楽しむ上で専用の「タブレット端末」をお探しではないでしょうか?
しかし、電子書籍用で使うタブレットをどんな基準で選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は電子書籍用タブレットのおすすめ9選を紹介していきます。
- 電子書籍が読みやすいタブレットの選び方
- 電子書籍が読みやすいおすすめのタブレット9選
- 電子書籍サービスとタブレットに関するよくある質問
タブレットの選び方も詳しく解説するので、今回の記事を参考に自分にぴったりなタブレットを購入して、電子書籍を快適に楽しんでみてください!
電子書籍が読みやすいタブレットの選び方
電子書籍用タブレットを購入する時は、明確な基準を設定した上で商品を選ぶ必要があります。
「電子書籍のサービスやアプリに対応していれば何でもいいのでは?」と思うかもしれませんが、長く使えば使うほど細かいポイントが気になってくるものです。
以下の3つのポイントは電子書籍を長く快適に使うために重要なので、それぞれを確認しながら自分に合うタブレットを見つけていきましょう。
- 重さがどのくらいか確かめる
- 容量の多さをチェックする
- サイズ・大きさで選ぶ
では、それぞれの項目について詳しく解説していきます。
重さがどのくらいか確かめる
電子書籍を楽しむ際はタブレットを手に持って操作する時間が長くなるため、長時間読んでも手が疲れない軽い商品がおすすめです。
さらに、通勤電車や出張や旅行での移動中など、出先で電子書籍を楽しむ人はより軽いタブレットを選ぶことで持ち運びが楽になります。
もちろんサイズが大きい方が画面が見やすく、漫画の臨場感も高まりますが「リラックスしながら本を読みたい」「移動中などにも電子書籍を使う」といった場合は軽いタブレットを選びましょう。
タブレットごとのスペック表に記載されてある重量をチェックして、可能な場合は実機を手にとって重さを確認すると自分に合うタブレットが見つけられます。
長く使うほどタブレットの重さが少しずつ気になってくるので、快適に使える自分にぴったりな重さのタブレットを選ぶようにしてください。
容量の多さをチェックする
電子書籍は購入後に端末へダウンロードしてから閲覧する形になることが多いため、端末の容量の大きさもチェックする必要があります。
アプリ上やブラウザ上で電子書籍を読む場合は問題ありませんが、ダウンロード前提で考えるのであれば、本が多くなるたびに容量を圧迫し、整理をする回数が増えて面倒です。
さらに、電子書籍だけでなく、動画やアプリなどその他のコンテンツも、タブレットで楽しむ場合も想定した容量が必要になるでしょう。
漫画や小説、雑誌などをたくさん読みたいという人は、容量の大きなタブレットを購入する必要があるので「32GB以上」というのを基準に選んでみてください。
また、容量が足りない場合は、外部SDカードなどが使えるかを確認してみましょう。
サイズ・大きさで選ぶ
実際の操作感や持ち運びのことを考えるのであれば「サイズ・大きさ」は非常に重要なポイントです。
サイズが大きいと画面が見やすい一方で、両手で操作する必要がありますし、カバンなどで持ち運ぶ時に大きな荷物になってしまいます。
スマホよりも少し大きい程度のタブレットであれば、片手で操作して電子書籍が楽しめるうえ、カバンのちょっとしたポケットに収納して持ち運べるなど携帯性にも優れています。
電子書籍を読む状況(家?or外?)や操作のしやすさ(両手?or片手?)、読むジャンル(漫画・雑誌?or小説?)などを基準に自分に合ったサイズのタブレットを選んでみましょう。
タブレットのサイズの目安としては画面の「インチ数」を基準に考えてください。
- 7~8インチ:コンパクトで携帯性に優れるサイズ
- 10インチ以上:大画面で漫画や雑誌を読むのに最適なサイズ
電子書籍が読みやすいおすすめタブレット9選
それでは、電子書籍を読みやすいおすすめタブレットを9つ紹介していきます。
今回ご紹介するタブレットの比較表は下記の通りです。
商品名 | 価格 | 容量 | 重量 | サイズ |
---|---|---|---|---|
Fire HD 8 Plus タブレット | 9,980円 | 32GB/64GB | 約355g | 8インチ |
Fire 7 タブレット | 5,980円 | 16/32GB | 約286g | 7インチ |
iPad mini Wi-Fi 64GB | 59,800円 | 64GB | 約293 g | 8.3インチ |
Lenovo Tab E8 | 9,800円 | 16GB | 約320g | 8インチ |
Kindle Paperwhite | 14,980円 | 8GB | 約205g | 6.8インチ |
LAVIE Tab E TE510/HAW(10.1インチ 16GB) | 36,300円 | 16GB | 約485g | 10.1インチ |
QUADERNO | 49,800円 | 32GB | 約261g | 10.3インチ |
Kobo Forma | 34,980円 | 32GB | 約197 g | 8インチ |
LUCA タブレット 8インチ | 16,280円 | 32GB | 約290g | 8インチ |
では、それぞれの商品の特徴について詳しく見ていきましょう。
Fire HD 8 Plus タブレット
Fire HD 8 Plus タブレット | |||
---|---|---|---|
価格 | 容量 | 重量 | サイズ |
9,980円 | 32GB | 約355g | 8インチ |
Fire HD 8 Plus タブレットは、電子書籍だけでなくタブレットで動画やゲームも楽しみたい人におすすめの商品です。
32GBまたは64GBの大容量モデルになっており、ディスプレイはHD画質、スピーカーにはDolby Atmosを採用するなど、1つ1つのスペックにこだわっています。
サイズは8インチと見開きで漫画を読むのにも適したサイズになっており、単行本を読む感覚で楽しめるのも特徴です。
Amazon Kindleをよく使っている方はもちろん、電子書籍だけでなくゲームや動画、音楽、SNSなど、幅広いエンタメアプリを楽しみたい方にぴったりなタブレットとなっています。
iPad mini Wi-Fi 64GB
iPad mini Wi-Fi 64GB | |||
---|---|---|---|
価格 | 容量 | 重量 | サイズ |
59,800円 | 64GB | 約293 g | 8.3インチ |
iPad mini Wi-Fi 64GBは、8.3インチのRetinaディスプレイを搭載した高い画質とスペックに魅力があるタブレットです。
電子書籍だけでなく動画やSNS、音楽など幅広いエンタメを楽しむのに必要なスペックを搭載していますし、タッチペンやキーボードを使ってイラスト制作やテレワークなどにも対応できます。
64GBの大容量でどんなファイルでも端末内に十分保存できますし、iPhoneやMacと連携してデータやアプリの共有をするなど便利な使い方も可能です。
電子書籍だけでなく幅広い用途でタブレットを使いたい方やiPhone・Macユーザーの方にぴったりな商品となっています。
Lenovo Tab E8
Lenovo Tab E8 | |||
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価格 | 容量 | 重量 | サイズ |
9,800円 | 16GB | 約320g | 8インチ |
Lenovo Tab E8は、10,000円以内で購入できるリーズナブルさと、わずか8.9mmという薄さが特徴のタブレットです。
8インチの見やすいディスプレイに加えて、持ち運びに適した320gのボディ、カバンやリュックに入れやすい薄さなど、どこで使うにも適したスペックを持っています。
通勤や通学中に読書を楽しむのにもぴったりですし、電子書籍だけでなく動画や音楽を楽しむのにもおすすめです。
安いタブレットを探している方や、子供に持たせても不安がないタブレットをお探しの方は、こちらを選んでみてください。
Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhite | |||
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価格 | 容量 | 重量 | サイズ |
14,980円 | 8GB | 約205g | 6.8インチ |
Kindle Paperwhiteは、電子書籍の利用に特化したタブレット端末で、優れた軽量性に加えて、高解像度で読みやすさに優れたスペックの高さが魅力です。
読書に特化している分、操作のしやすい軽量性や持ち運びに優れる薄さ、フル充電で最大10週間読書を楽しめるバッテリー性能、お風呂でも読書が楽しめる防水性など、電子書籍を快適に楽しむ機能が詰め込まれています。
色調調整ライトを使えば自分好みの色合いにできますし、画面の反射を抑えることで目に優しいのもポイントです。
読書中にSNSなどの通知が入って集中力が途切れることがないのも嬉しいですね。
LAVIE Tab E TE510/HAW(10.1インチ 16GB)
LAVIE Tab E TE510/HAW(10.1インチ 16GB) | |||
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価格 | 容量 | 重量 | サイズ |
36,300円 | 16GB | 約485g | 10.1インチ |
LAVIE Tab E TE510/HAWは、10.1インチと大きな画面を搭載したタブレット端末で、重量も約485gと今回ご紹介する商品の中で最も重くなっています。
持ち運びには不便ですが、大きなディスプレイと1920×1200ドットという高い解像度を活かして、臨場感あふれる動画視聴が可能です。
映画やドラマ、アニメの視聴でタブレットを使う機会が多い方にとっては満足感がありますし、家で使う前提であれば電子書籍を楽しむのにも十分使えます。
雑誌や漫画を読む場合は画面の大きさをフルに活かして楽しむこともできるでしょう。
QUADERNO
QUADERNO | |||
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価格 | 容量 | 重量 | サイズ |
49,800円 | 32GB | 約261g | 10.3インチ |
QUADERNOは、富士通でラインナップされている「電子ペーパー」です。
タブレットというよりは本物の紙を再現した「書きやすさ」と「読みやすさ」を備えた端末で、メモを書き込んだり、書類をスキャンしたりなどビジネス用途に向いた商品となっています。
10.3インチと大型ディスプレイを搭載しているものの、重量は261gと軽さを実現し、5.9mmという薄さによって持ち運びにも便利な使い方ができるのが特徴です。
電子書籍を楽しむ他に、ビジネスツールとして電子ペーパーをお使いになる場合は、こちらの商品を選んでみてください。
Kobo Forma
Kobo Forma | |||
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価格 | 容量 | 重量 | サイズ |
34,980円 | 32GB | 約197 g | 8インチ |
Kobo Formaは、楽天がラインナップしている電子書籍リーダーで、8インチのディスプレイによる見開き表示が可能になっています。
紙の漫画本のように見開きで楽しめるため、臨場感あふれるダイナミックな読書体験が得られます。
重量は200g未満という軽量性を実現し、持ちやすさを意識した曲線デザインも個性的。
片手で操作できる軽量性とコンパクト性がある上に、ディスプレイの向きに応じて画面が切り替わるため、右利き・左利き関係なく使いやすいのも特徴です。
楽天ブックスを中心に利用している方で電子書籍専用の端末をお探しの場合におすすめです。
LUCA タブレット 8インチ
LUCA タブレット 8インチ | |||
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価格 | 容量 | 重量 | サイズ |
16,280円 | 32GB | 約290g | 8インチ |
LUCA タブレット 8インチは、アイリスオーヤマからラインナップされているリーズナブルな価格のタブレット端末です。
8インチで290gと手ごろなサイズと持ち運びにも便利な携帯性、見やすい画面が特徴です。
片手でも扱いやすく、通勤・通学の電車内でも気軽に使いやすいですし、画面をモノトーンにして、本を読みやすくするダークモードといった機能も便利に使えます。
電子書籍以外でもテレワークのサブディスプレイや料理中にレシピを見るのに使うこともできます。
Fire 7 タブレット
Fire 7 タブレット | |||
---|---|---|---|
価格 | 容量 | 重量 | サイズ |
5,980円 | 16/32GB | 約286g | 7インチ |
Fire 7 タブレットは、よりコンパクトかつ軽量なタブレットで、片手でも操作しやすいサイズ感が魅力です。
ディスプレイサイズは7インチと見やすさを確保しながらも、外出中や移動中でも使いやすい軽さやカバンにも入る薄さもあります。
バッテリーも最大で7時間持つため、通勤や通学時に読書や動画を楽しむのにも最適です。
片手でタブレットを操作して電子書籍を読みたい方や移動中など屋外で電子書籍を読むことが多い方に向いています。
電子書籍サービスとタブレットに関するよくある質問
電子書籍サービスとタブレットに関する疑問に答えていきます。
今回の記事を読んだ中で、以下のような疑問を抱えている人は多いのではないでしょうか。
- 電子書籍リーダーとタブレットの違いは?
- 漫画を読むならどんなタブレットが良い?
- タブレット代を安くすることはできる?
これらの疑問にしっかりと答えていくので、不明な点を解消した上で電子書籍用のタブレットを購入してみてください。
電子書籍リーダーとタブレットの違いは?
電子書籍リーダーとタブレットの違いとしては、下記のようなイメージです。
- 電子書籍リーダー:電子書籍の閲覧に特化、読みやすさ・見やすさに関連した機能が豊富
- タブレット:電子書籍の閲覧以外にも動画やSNS、ゲームなどさまざまな使い方が可能
こういった違いがあるため、電子書籍だけを楽しむのであれば「電子書籍リーダー」、動画やゲームなどさまざまな使い方の1つとして電子書籍を楽しむなら「タブレット」を選んでください。
漫画を読むならどんなタブレットが良い?
漫画は絵を中心に見る形になるため、より綺麗に表示できる解像度の高いタブレットが基本的におすすめです。
臨場感を重視している場合にはディスプレイサイズの大きなタブレットがオススメ。
一方で、片手で操作したい場合や移動中などの隙間時間に漫画を読む場合は、コンパクトなタブレットを選びましょう。
また、漫画をよりスムーズに読みたい場合は、読書機能に優れる電子書籍リーダーという選択肢もありです。
タブレット代を安くすることはできる?
タブレットには大きく分けて「Wi-Fiモデル」と「キャリアモデル」の2種類があります。
- Wi-Fiモデル:別途Wi-Fiに接続してネットを利用する。月額料金はなし
- キャリアモデル:スマホの回線を通じてネットに接続する。月額料金がかかる
端末価格やランニングコストの安さを重視するなら、リーズナブルなモデルが多く、月額料金もかからない「Wi-Fiモデル」がおすすめです。
電子書籍に適したタブレットを見つけて読書を楽しもう
電子書籍に適したおすすめのタブレットを紹介していきました。
自分が電子書籍を楽しむ状況を想像しながら、重量や容量、サイズなどをチェックして自分にぴったりのタブレットを見つけてみてください。
その他にも、漫画や雑誌、小説など、どのジャンルの電子書籍をよく読むのか、家と外どちらで使うことが多いのか、電子書籍以外の用途で使うかなども考えてみましょう。
今回の記事を参考に、自分に合ったタブレットを見つけて、充実した電子書籍ライフを送ってみてください!