オーディオブックはどこがいいか比較したい!
おすすめのオーディオブックアプリが知りたい。
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
通勤中や外出先のスキマ時間で、手軽にビジネス書などの実用書を聴ける「オーディオブック」。
電子書籍を読みつつ、さらに耳で聴けるオーディオブックを利用すれば効率よく情報をインプットできます。
本記事では、おすすめのオーディオブックを比較解説します。
大手オーディオブックサービスか、マイナーながら無料で聴けるものまでさまざまです。
オーディオブックを比較して、自身に合ったモノやコスパの良いサービスを探している方はぜひ参考にしてみてください。
また、選び方のポイントについても解説しています。
普段時間が無いため、短時間でビジネス書の情報をインプットしたい方は要チェックです。
目次
オーディオブックサービスの選び方のポイント
オーディオブックサービスを選ぶ時は、下記のようなポイントを比較して選ぶのがオススメです。
- 聴き放題型か、買い切り型か
- 料金が高いか安いか
- 書籍のラインナップや対応ジャンルは自分に合ったものか
- 早送りやバックグラウンド再生などアプリの機能は十分か
- 無料期間やお試しできる書籍はあるか
料金が安ければいいというわけでもなく、配信作品や機能面を合わせたコスパが重要です。
本記事でご紹介するアプリはどれもオススメですが、向き不向きもあるので、各サービスの特徴を押さえて選択するようにしましょう。
聴き放題型か、買い切り型か
まずは聴き放題のいわゆる「サブスク」なのか、コンテンツ1点1点を単品で購入していく「買い切り型」なのかを比べてみましょう。
月額料金さえ払えば多くの作品が聴き放題になるサブスク型の方が、コスパの面ではオススメ。
しかし、いくら大量の作品があっても聴きたい作品が無ければ意味がありません。
聴き放題は大抵の場合新作は対象外なので、自身がどんな作品を聴きたいのかを検討したうえで登録してください。
料金が高いか安いか
単純な料金を比較するのも重要です。
サービスによってはいくつかのプランが用意されており、プランによって作品数や機能などに制限がある場合もあります。
月にどの程度の数の作品が聴けるかは念頭において比較するのがよいでしょう。
予算と比較しながら選ぶのは重要ですが、月額料金が高い分、機能や作品数が多い場合もあります。
単純に安いところを選ぶよりも、その金額を払う価値があるかどうかで見比べるのがオススメです。
書籍のラインナップや対応ジャンルは自分に合ったものか
各サービスには得意なジャンルや配信作品のラインナップに特徴があります。
ビジネス書が得意なサービスもあれば、小説系が得意なところ、洋書が得意なところとさまざまです。
普段どのような書籍を聴きたいのかをあらかじめ考えておくようにしましょう。
また、オーディオブックならではですが、英語のリスニング教材など、語学学習や落語などが聴ける場合もあります。
電子書籍で読むよりも頭に入りやすいので、こうしたジャンルが好きな方は合わせて検討してみてください。
早送りやバックグラウンド再生などアプリの機能は十分か
料金や配信作品に問題が無ければ、アプリの機能面も比較してみましょう。
本記事でご紹介する有料アプリであればそこまで致命的なモノはありませんが、使いにくいアプリもあるのでどんな機能があるのかはチェックしておいたほうがよいでしょう。
逆に、無料アプリの場合は何かしらの機能が制限されたりすることもあります。
登録を検討しているサービスにどのような機能が搭載されているのかは、必ず一度はチェックしておくのがオススメです。
無料期間やお試しできる書籍はあるか
登録したいアプリが決まったら、無料期間やお試し用の書籍があるかどうかもチェックします。
特に無料期間は、オーディオブックサービスの使い勝手を試すのにはうってつけなので、登録を迷っている場合はぜひ利用してみましょう。
無料期間内に退会することで利用料金がかからない場合が多いので、気軽に利用できるのもメリットです。
登録した後で後悔しないためにも、無料期間があるサイトはできるだけ試して比較検討することをオススメします。
オーディオブックアプリのおすすめランキング
オーディオブックアプリのおすすめをランキング形式で解説します。
紹介するサービスは下記の通りです。
- Amazon Audible(オーディブル)
- audiobook.jp(オーディオブックドットジェーピー)
- flier(フライヤー)
- himalaya(ヒマラヤ)
- LisBo(リスボ)
- LibriVox(リブリヴォックス)
- GooglePlay
- でじじ
- kikubon(きく本)
- honto(ホント)
いずれもオススメのサービスですが、それぞれ特徴が異なるので詳しく解説します。
また、ランキング形式ではありますが、それぞれのサービスには独自の強みと弱みがあります。
単純な良し悪しでは測れないため、自身にあったサービスを選択するのがオススメです。
Amazon Audible(オーディブル)
Amazonオーディブルは、その名の通りAmazon提供のオーディオブックサービスです。
業界最大級の作品数に加え、配信作品のジャンルも多彩で、洋書の取り扱いも豊富という点が強みとなっています。
朗読をプロの声優やナレーターが行っているのも特徴的です。
聴き放題の月額料金は1,500円(税込)からで、聴き放題と買い切りどちらにも対応しています。
30日間無料で利用可能です。
audiobook.jp(オーディオブックドットジェーピー)
audiobook.jpは、聴き放題プランとチケットプランの2種類の料金体系が特徴のオーディオブックサービスです。
加えて単品購入も可能なので、1冊だけ買いたいという人にもオススメ。
中でも聴き放題プランは月額980円(税込)とリーズナブルで、対象作品が1万5千冊以上とコスパが良い点がメリットとなっています。
日本語書籍が豊富で、学習教材もあるため、ビジネス書・実用書だけではなくさまざまな用途に対応できる点がポイントです。
14日間無料で利用できるため、とりあえず登録してから考えるのもオススメです。
公式サイト:https://audiobook.jp/
flier(フライヤー)
flier(フライヤー)はビジネス書の要約サービスで、音声で聴ける音声サービスも提供されています。
月額2,000円のゴールドプランなら約2,900冊以上のビジネス書が、1冊10分程度で読み放題に。
7日間無料で利用できるので試してみてください。
読書時間が無い人でも、ビジネス書の内容を手軽にインプットできるのがメリットです。
もちろん音声も要約されているので、スキマ時間を有効活用したい人はflierを選びましょう。
公式サイト:flier
himalaya(ヒマラヤ)
himalaya(ヒマラヤ)は中国で最大のシェアを誇るオーディオブックサービスです。
ビジネス書や小説など配信作品ジャンルのバランスがよく、ポッドキャストなどを含め10,000冊以上が聴き放題になるため、ジャンル問わず聴きたいという人にオススメ。
月額料金は750円からとリーズナブルなのもポイントです。
音声事業からの縮小が発表されているので、今後の大幅展開は望みにくいですが、現在でも多数の作品が配信されているため、まだまだ利用価値があるサービスとなっています。
公式サイト:https://www.himalaya.com/jp
LisBo(リスボ)
LisBo(リスボ)は講演、法話、落語、講談、朗読などの音声が聴き放題となる、他とは配信ジャンルが少し異なるサービスです。
こうしたジャンルのコンテンツを聴きたい人は、LisBo(リスボ)で作品ラインナップを確認してみてください。
月額は1,650円(税込)で、入会月は無料で利用できます。
LisBo公式サイト:https://www.lisbo.jp/
LibriVox(リブリヴォックス)
LibriVox(リブリヴォックス)は、パブリックドメイン(知的財産権が発生していない状態または消滅した状態)の全作品が無料で聴けるサービスです。
古典作品や洋書などが大半ですが、無料なので古い作品を聴きたい人はぜひアプリをダウンロードしてみましょう。
約1万6千作品ほどが配信されており、全て聴き放題となっています。
GooglePlay
GooglePlayはGoogleが提供するサービスで、ゲーム・音楽・電子書籍などが配信されています。
音声ブックの配信も行われており、ビジネス書などを中心に買い切り型で利用できます。
単品購入ですが、価格が値引きされていることがあるので、聴きたい作品をお得に手に入れられるかもしれません。
作品数は非公開で、数もそこまで多くは無い印象ですが、価格面は優秀なので一度チェックしてみてください。
でじじ
でじじはサービス開始から15周年を迎える老舗サイトです。
講演会や童話・子供向け作品を中心に、3,000冊以上が配信されています。
他サイトと比べると、独自の特集が複数組まれるのが特徴のサービスです。
月額1,650円(税込)のマンスリープランを利用すれば、最初の1ヶ月は1冊、2ヶ月目以降は2冊の書籍が聴き放題になります。
また、買い切り型の作品はダウンロードだけでなくCD版での販売も行われており、PC操作が苦手な人にもオススメです。
公式サイト:https://www.digigi.jp/bin/mainfrm
kikubon(きく本)
kikubon(きく本)は、小説に特化したオーディオブックサービスで、ビジネス書の取り扱いはありません。
無料で聴ける作品が300冊ほどあり、暇つぶしにもオススメ。
基本的には買い切り型のサービスで、毎月月額に応じたポイントがボーナスポイントを加えて付与される「プレミアムプラン」もあります。
「銀英伝」が聴けるサイトとして推されており、好きな方はチェックしてみましょう。
「ビジネス書は読まないけど小説はよく読む」という人向けのサービスとなっています。
公式サイト:https://kikubon.jp/
honto(ホント)
honto(ホント)は丸善・ジュンク堂などの大型書店との実店舗連携が特徴の総合書店です。
電子書籍と紙の書籍両方取り扱いがあり、全て買い切り型です。
大型の電子書籍販売ストアなので、
オーディオブックの配信も行われていますが、作品数は少なめ。
どちらかと言えば総合書店として利用する方がメインという方にオススメです。
公式サイト:https://honto.jp/
【比較】ビジネス書なら「Amazonオーディブル」か「audiobook.jp」「flier(フライヤー)」
自己啓発・ビジネス書など、仕事に役立てるための本なら、以下3つのサービスから選択するのがオススメです。
- Amazonオーディブル
- audiobook.jp
- flier(フライヤー)
各サービスの比較表を記載します。
オーディブル | audiobook.jp | flier | |
---|---|---|---|
料金(税込) | 月1,500円 | 聴き放題(いずれかを選択) ■月950円 ■年8,800円 ※月額換算 約734円 チケットプラン ■チケット1枚 月1,500円 ■チケット2枚 月2,900円 | ■シルバー 月550円 ※20冊+有料5冊 ■ゴールド 月1,980円 ※無制限 |
冊数 | 12万冊以上 | 1万5千冊以上 | 2,900冊以上 |
作品ジャンル | 実用書やビジネス書 洋書も多い | 日本語書籍中心 学習教材も豊富 | ビジネス書中心 |
アプリの有無 | あり | あり | あり |
無料期間 | 30日間 | 14日間 | 7日間 |
特徴 | ・聴き放題 ・単品買いも可能 | ・読み放題 ・毎月配布されるチケットでの買い切りプランも有り ・単品買いも可能 ・対象作品はそれぞれ異なる | ・基本はビジネス書の要約サービス ・1冊10分程度で読める ・対象作品がプランによって異なる ・音声で聴ける音声版があり |
それぞれのサービスの特徴を押さえたうえで、オススメな人を解説します。
Amazonオーディブルがオススメな人
Amazonオーディブルは、ジャンル問わず多くの作品を聴きたい人、とくにビジネス書も小説もどちらも聴きたいという人にオススメ。
AmazonオーディブルはAmazonが提供しており、業界でも最大級の12万冊という作品数が強みです。
ジャンルも多彩で、ビジネス書や実用書だけでなく自己啓発本や小説といった本も多数揃っています。
また、Amazonならではの特徴として「洋書」の品揃えも豊富。
他では見かけない洋書も、オーディブルなら見つかる可能性があります。
オーディブルについては以下記事でも詳しく解説しています。
audiobook.jpがオススメな人
audiobook.jpはコスパ良く聴き放題のサービスを利用したい人にオススメです。
月額料金が1,000円を切るサイトは珍しく、さらに作品数も1万5千冊以上が対象となっているため、料金を抑えて多くの書籍を聴けます。
さらに、日本語書籍や学習用の教材も充実しているため、資格や英語の学習などをしたい人も利用してみましょう。
チケットプランや単品購入など、自身の使い方に合った利用ができるので、オーディオブック初心者でも使いやすいサイトとなっています。
audiobook.jpについて詳しくは下記をどうぞ。
flier(フライヤー)がオススメな人
flier(フライヤー)はビジネス書の要約サービスを利用したい人にオススメです。
オーディオブックとして音声サービスが利用できますが、1冊10分程度にまとめられた要約がメインのサービス。
プロの専門家によって要約され、出版社によって許諾された書籍だけが公開されるので、時間が無い方も信頼性が担保された要約でサクサク読書ができます。
スキマ時間に手軽にビジネス書や実用書を読みたいという人は、ぜひ利用してみましょう。
flierについては以下記事でも詳しく解説しています。
オーディオブックは比較して自分に合ったサービスを選ぼう
本記事では、オススメのオーディオブックサービスをランキング形式でご紹介しました。
オーディオブックは移動時間やスキマ時間に書籍の内容を聴けるため、特に時間が無い人や、効率よくビジネス書の情報を頭に入れたい人にオススメのサービスです。
自身がどんな書籍の情報を知りたいからそのサービスを選ぶのかが重要です。
この中からひとつだけ選ぶとしたら、flierがとくにオススメ。
主軸のサービスはビジネス書の要約で、オーディオブックはそこに付随する音声版になります。
しかし、効率よくビジネス書の内容をインプットするうえでは最も効率がよく、利用しやすいサイトとなっています。
実際に気になった作品は電子書籍などで購入するといった使い方も可能です。
「flier(フライヤー)」については下記記事でも詳しく解説しているので、気になった方は合わせてチェックしてみてください。
仕事に役立つ知識を得たり、自身のビジネススキル向上のためにビジネス書を読みたいけれど、時間が無い…。