こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、もともと上場しているIT企業でwebマーケティング、特にSEOに関わる業務をしていました。
ブログやアフィリエイトを学びたいと考えている人にとって、webマーケティング業界に身をおくことは、とてもコスパが良いと感じています。
その理由や実際にどうやってwebマーケティング会社を選べばよいのかという点を解説します。
目次
webマーケティング業界へ転職するメリット
webマーケティング業界へ転職するメリットは大きく2つあり、下記のとおりです。
- ノウハウを無料で学べる
- 労働環境が良い会社が多い
詳しく説明します。
ノウハウを無料で学べる
webマーケティング会社で働く一番のメリットは、ブログ運営やアフィリエイト、SEOのノウハウを自然と身につけられることです。
逆に、一般的な企業に勤めていると、ブログやアフィリエイトを副業で頑張ろうと思っても、土日や平日の夜に時間を取ることになります。これは、なかなか時間的にしんどく、成果を出すまでに時間がかかります。
その点、本業でwebマーケをやっていれば、仕事中もずっとSEOやサイト運営について学び、施策を考えて、効果計測を行うことになります。
もちろん、最初はゼロから学ぶことになるため大変ですが、就業後に時間を取って勉強をするよりも圧倒的に楽です。
さらに、副業で自分のサイトやブログを運営することが、そのまま本業に役立つ勉強になるのもプラスです。
働きやすい会社が多い
web業界の企業は、残業が少なかったり、副業OKだったり、私服勤務だったり、リモートワーク可だったりと、働きやすい企業が多いです。
もちろん会社にもよりますし、数字で成果が完全に見えるので、成果が出せないと厳しい目で見られがちという面もありますけどね。
また、個人でサイト運営をしている人も多いため、刺激を受けやすく、モチベーションも上がりやすいというメリットも大きいです。
結論、ブログやアフィリエイトを本気で頑張りたい人にとっては、最高の環境だと思っています。
webマーケティングの仕事の種類
ここまでwebマーケティング業界と一括りに語ってきましたが、具体的にどんな業務になるのかイメージしづらいですよね。
webマーケティングとは、簡単に言えば、「webサイトへ人を集めて収益化するための施策を行うこと」と考えて大丈夫です。
そして、その施策は、ざっくり下記の3つに分けられ、いずれかの業務をしている人が多いです。
- SEO
- 広告運用
- SNSマーケティング
それぞれを解説します。
webマーケティングの仕事① SEO
SEOはご存知の通り、検索結果での表示順位を最適化して、webサイトへのアクセスを増やすマーケティング手法です。
ブログやアフィリエイトを学びたいという人は、SEOを業務で行う会社で働くと、そのままそのノウハウを使うことができます。
もちろん、企業サイトと個人運営のブログでは勝手が違いますが、根本的な考え方は一緒です。
具体的には、狙うべきキーワードの調査や、ページ・サイトの構成案の作成、技術的な改善施策の検討、効果計測などを行うことになります。
webマーケティングの仕事② 広告運用
広告運用とは、検索結果上部に表示されるリスティング広告の運用や、SNS広告の企画、設定、管理、効果計測を指します。
SEOやSNSマーケティングと異なり、予算をかければほぼ確実にアクセスを引っ張ってこれる集客手法なので、多くの企業が使っています。
そのため、webマーケティング業界に入ると、最も携わる確率が高いです。
具体的には、受け皿となるランディングページの企画・設計、予算検討、広告クリエイティブ(画像等)の作成、発注、モニタリング、効果計測などですね。
webマーケティングの仕事③ SNSマーケティング
SNSマーケティングとは、広告費を払わない形で、SNSアカウントを運用して、集客や収益化を行うマーケティング手法です。多いのはTwitterやInstagramの企業アカウントですね。
目的に合わせて、ターゲット層を決め、フォロワー数やエンゲージメント数(RT数やいいね数)を追いかけます。
具体的には、目標やターゲット、KPIの検討、投稿内容の企画、フォロワー対応、効果計測などになります。
これまで紹介してきた3つ以外にも、インフルエンサーマーケティングやyoutubeマーケティングなど、幅広いジャンルがありますが、基本的にはこの3つの仕事に携わることが多いです。
webマーケティング会社の選び方
ここまでwebマーケティングの仕事内容を大まかに説明してきましたが、実際に会社を選ぶとなると、どう選べばよいか検討がつかない…という方も多いと思います。
そこで、webマーケティング会社を選ぶ際に必ず見ておくべき点が2点あり、解説します。
端的に言うと、下記の2つです。
- ビジネスモデル
- 仕事の種類
見ていきましょう。
ビジネスモデル
webマーケティング会社は、そのビジネスモデルで大きく2つに分けられます。下記のとおり。
- 自社運営型
- コンサルティング型
自社運営型の会社は、自社の商品を売るための手段としてwebマーケティングを行っている会社のことです。
たとえば、自動車メーカーが自分の会社の車を知ってもらうために、webメディアやTwitterアカウントを運営するようなケースですね。
こういった企業のメリットとしては、マーケティング施策を幅広く経験することができること、クライアント商売ではないためノルマや締切に追われることが少ないことが挙げられます。
一方、コンサルティング型の会社は、自社で直接商品を売っている他社に対して、マーケティング施策の手伝いをする会社です。
たとえば、ネット系の広告代理店が、お客さんの会社が持っているwebメディアの運用をアドバイスしたり、SNS広告を代わりに運用したりといったケースですね。
こちらの場合のメリットとしては、幅広い事例に携われて応用力がつくこと、ジャンル特化型の会社に入れば特定の分野の専門性を身に着けやすいことが挙げられます。
自社運営型の会社は、未経験人材が入社することが難しいため、基本的にはコンサルティング型の会社を見ていくのが良いかと思います。
仕事の種類
また、webマーケティングといってもどの分野に強い会社なのかを見ておくことが大事です。
webマーケティングの仕事は、SEO、広告、SNSの3つに大別できると言いましたが、それぞれの会社に得意な分野があります。
あなたがブログ運営に興味があるならば、コンテンツSEOに強い会社が合っていますし、SNS運用に興味があるならば、SNS特化の会社という感じですね。
ここは、それぞれの会社のサイトを確認するか、転職エージェントに相談すればわかります。
webマーケティング会社で専門知識を身につけるまで
実際に入社してから、自分がついていけるか不安という方も多いと思いますが、日常的にSNSを使っていたり、PCを問題なく使えている人なら大丈夫です。
そして、あなたが自分のブログやサイトを運営した経験があり、WEBマーケティングに興味を持てているのなら、さらに良いです。
なぜなら、結局webマーケティングは自分で手を動かして、学んでいく面が大きく、自ら進んで運用している人は、入社後も順調なことが多いからです。
また、そのため、多くの会社で副業としてネットで稼ぐことを推奨される場合が多いです。そうやって、あなたが成長することが、会社にとっても利益になるからです。
副業をしたい方にとっては、堂々とできるので、なにかと気が楽かと思います。
一方で、自分で手を動かさないと、スキルを身につけることができない業界なので、ただ会社に行っているだけでは、いつまでたっても初心者のままという厳しい面もあります。
まとめ:webマーケティング業界への転職はコスパが良い
ここまでの話をまとめますと、下記のとおりです。
- webマーケティング業界は、仕事をしながら副業のノウハウを学べる
- リモートワークや私服、副業OKな、働きやすい会社が多い
- 仕事内容は、SEO、広告、SNSに分けられる
- 会社は、ビジネスモデルと、仕事内容で選ぶべき
- 未経験でも、ネット全般に関心があり、自ら手を動かせる人ならついていける
このように、ネットの領域で副業を頑張りたい人にとって、webマーケティング業界はかなりコスパが良いので、おすすめです。
なお、具体的な応募企業や面接対策は、転職エージェントに聞いてしまうのが早いです。
まずは募集案件を探しつつ、検討してみてください。
ブログで副業収入を作りたく、効率的に学びたい。webマーケティング会社に入って、副業をすると良いという話も聞くけど、実際どうなんだろう。