仕事に活用できるノウハウや考え方が記載されている「ビジネス書」。
上手く活用することで自身の仕事や成長に役立つ便利な本です。
一方で、以下のような疑問をお持ちではないでしょうか?
ビジネス書の活用方法が知りたい!
役立つ本を選ぶ際のコツが知りたい…。
本記事では、ビジネス書の選び方や活用方法を詳しく解説していきます。
ビジネスを読んだことが無い方も、普段読んでいるけど選び方が分からない方も、ぜひ参考にしてみてください。
ビジネス書のおすすめの選び方とは?
ビジネス書のおすすめの選び方を詳しく解説します。
ビジネス書でひとくくりにすると種類が多く感じますが、自身に合ったものはそこまで多くありません。
下記のような選び方を目安としてみてください。
【ビジネス書の選び方】
- flier(フライヤー)で要約を読んでから選ぶ
- ビジネス書を読む目的をハッキリさせる
- 目次とまえがき、あとがきをチェックする
- カスタマーレビューを確認する
- 尊敬できる人のおすすめ本を読む
- 売れている本や名著から選ぶ
ひとつずつ解説していきます。
flier(フライヤー)で要約を読んでから選ぶ
本の要約サービスである「flier(フライヤー)」を利用することで、効率的にビジネス書を選ぶことが可能です。
flierは本の概要を10分程度で読み切れるように要約してまとめてくれています。
本を1冊読み切るには6時間程度の時間がかかるので、できれば読んでも役に立たないハズレは引きたくないもの。
そこであらかじめ概要が分かるflierを利用すれば、読む前のイメージと読み終わってからの印象が大きくズレることは無くなるはずです。
本来は有料のサービスですが、7日間の無料トライアル期間があるので、気になるビジネス書が多数ある方や、ある程度読みたい本をまとめてピックアップしておきたい方はぜひ利用しましょう。
ビジネス書を読む目的をハッキリさせる
多くのビジネス書から自身に必要なものを選択するコツは、「ビジネス書を読む目的をハッキリとさせる」ことです。
ビジネス書を読む目的は、例えば下記のような目的に分類されます
- 現在のビジネスのトレンドを知りたい
- 仕事の悩みを解決したり、成果に直結するような知識・スキルを身に着けたい
トレンドを知りたいなら話題作や人気のビジネス書を読むのが良いでしょう。
一方で、仕事に直結する内容を知りたい場合は、全く関係のないビジネス書を読んでも仕方ありません。
自分が何故ビジネス書を読む必要があるのかを明確にすることで、読むべき本が明確になってきます。
まずは何を目的としてビジネス書を読むのかを洗い出してみてはいかがでしょうか。
目次とまえがき、あとがきをチェックする
書店でビジネス書を手に取る機会がある場合は、購入前に目次・まえがき・あとがきをチェックするのもオススメです。
目次に書かれている見出しを見れば、その本がどういうことを書かれている本なのかがある程度把握できるようになっています。
まえがきは「どういった目的や経緯で書かれたビジネス書なのか」が書かれていることが多く、あとがきは本のまとめなどが記載されています。
立ち読みでビジネス書1冊を読み切ることはなかなか難しいので、上記のような部分だけでも読んでおくと買った後に「思っていた内容と全然違った」ということは避けやすくなります。
電子書籍でも、試し読みで目次やまえがき程度までなら読めることが多いので、気になる書籍は一度チェックしてみるとよいでしょう。
カスタマーレビューを確認する
ビジネス書に限ったことではありませんが、カスタマーレビューを参考にするのもオススメです。
Amazonなど読者の客観的な意見が書かれたレビューを見ることで、その本が本当に役立つビジネス書なのかを知る目安となります。
ただし、内容はできるだけ具体的かつ客観的に書かれたものを参考にする必要があり、良いレビューも悪いレビューも複数のレビューを見て総合的に判断するほうがよいでしょう。
また、レビューは結局のところ他者にとっての感想なので、自身にも完全に当てはまるとは言い切れません。
他人にとって役立つ本が自身にも同様とは限らないという点は理解しておく必要があります。
それでも、似たようなレビューが多くある作品については、ある程度購入時の参考となるのでチェックしておくのがよいでしょう。
尊敬できる人のおすすめ本を読む
自身の尊敬できる周囲の人や、有名な経営者などが推薦しているビジネス書かどうかも選ぶ際の参考になります。
その人の言うことの全てを鵜呑みにするのは危険ですが、考え方に賛同できる部分が多いなら目安としては有用です。
もちろん、現在の仕事と全く関係の無いようなビジネス書まで読む必要はありませんが、仕事に直結しそうな本に複数の候補があるなら、信頼できそうな人の薦める本を読むのはオススメ。
周囲にビジネス書を読んでいる人がいる場合は、どんな本で役に立ちそうかを訊いてみるのもよいでしょう。
感覚としてはカスタマーレビューを参考にするのと近いですが、不特定多数の口コミよりも信頼性の高い情報なので、併せて検討してみてください。
売れている本や名著から選ぶ
分かりやすい選び方としては「売れている本」や「有名な本」を選ぶというのも悪くありません。
トレンドを把握するという点では有用ですし、10万部を越えるようなベストセラー作品は比較的万人向けであることも多いためです。
こちらも自身の仕事とまるで無関係なものを読む必要はありませんが、売れているのにはそれなりの理由があるはずなので話題づくりの一環としても興味があるなら読んでおいて損はないでしょう。
売れている本の探し方は、「売れ筋」などで検索したり、各販売ストアのランキングなどを見ると出てきます。
Amazonでレビューの数が多い本も、購入者が多いということなので参考としてください。
社会人がビジネス書を最大限活用するコツ
ビジネス書は通常の小説などと違い、読んで終わりではなく仕事に活かしてこそ意味の出るものです。
社会人がビジネス書を最大限に活用するコツを3点解説していきます。
内容は以下の通りです。
- メモや線を引いて本を使い込む
- つまらない本をいつまでも読まず多読する
- 読んで終わりにしない
折角読んだビジネス書なので、ぜひ仕事に活かして業績やスキルに直結させるのがオススメ。
どのように活用すればいいか分からない方は上記を参考にしてみてください。
メモや線を引いて本を使い込む
まずは、重要な部分や役立ちそうな部分にメモや線を引いて、後から見返す時に活用しやすくしてみましょう。
ポイントとしては、線を引き過ぎないことが重要です。
あまりに線が多いと、後から見たときに見る部分が多過ぎて、結局全部読まないということになりがちです。
ビジネス書は参考書のようなものなので、何度も使いこむことで頭に入りやすくなります。
メモや線を引くことで記憶しやすくもなるため、ぜひ積極的に本を汚していきましょう。
最近では電子書籍のアプリでもメモ・マーカー機能があるものは豊富にあります。
外出時にペンを持ち歩くのが面倒という方は電子書籍もオススメです。
なお、読んだ本を売ってまた新しい本を買うというタイプの人は、本にメモや線を引いてしまうと売れなくなってしまうことが多いので注意が必要です。
つまらない本をいつまでも読まず多読する
ビジネス書は、1冊の本を読み込むのも重要ですが、多くの本を読んで異なる意見に触れることも重要となります。
そのため、1つのビジネス書をある程度理解したら、次の本を読んで幅広い知見を得るようにしていくのがオススメ。
つまらないと感じた本はいつまでも固執しなくてもよいので、他の本に移って多読するのを心がけましょう。
同じようなことを別の言い回しで書いているビジネス書も多く、ある本では全然頭に入ってこなかったのに別の本だと分かりやすくて理解できたということもざらにあります。
「たくさんのビジネス書を読みたいけど予算が気になる」という場合は、Kindle Unlimitedなどの読み放題サービスを利用することでコストを抑えられるのでオススメです。
読んで終わりにしない
ビジネス書を活用するために重要なことは「読んでそのまま終わりにしない」ということです。
仕事に活かしたり、自身の考え方や行動を変えて成長やスキルアップに繋げてこそビジネス書を活用できていると言えます。
読みながらでも、読んだ後でも、「この本に書いてあることをいかにして仕事に活かすか」という点を意識してみてはいかがでしょうか。
書評ブログやカスタマーレビューを書いてみたり、周囲の人に内容を教えてみたりと、アウトプットの機会を設けると、より身に付きやすくオススメのです。
そこまではしなくとも、前述の活用方法と併せて利用し、効率よくビジネス書を自身の仕事に役立ててみてください。
ビジネス書に関するよくある質問
ビジネス書に関するよくある質問を記載します。
内容は以下の2点です。
- ビジネス書は読み放題サービスでも読める?
- 買う本を失敗したらどうする?
特にビジネス書の購入前に知っておくとお得な情報となっています。
これからビジネス書を読もうと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
ビジネス書は読み放題サービスでも読める?
ビジネス書は電子書籍の読み放題サービスでも利用可能です。
一般的な書店で紙の本を買うよりも、キャンペーンが豊富でお得に買えたり、在庫切れが無くいつでも手に入ったりとメリットも多いのが特徴です。
また、アプリなどではメモ・マーカー機能もあり、紙の本と違って消せるという点も大きなメリット。
スマホやタブレットなど外出先で読めるという点も嬉しい部分なので、ぜひ検討してみてください。
オススメはAmazon提供の「Kindle Unlimited」で、月額980円(税込)で200万冊以上の本が読み放題になります。
ビジネス書の作品数も多く、30,000冊以上が対象です。
ラインナップは登録前にも確認できるので、チェックしてみて使えそうだなと感じたら利用がオススメ。
30日間無料体験できるので、無料期間でも読みたい本を読み切ることもできるはずです。
買う本を失敗したらどうする?
ビジネス書に限らず、本にはどうしても好みや合う合わないがでてきます。
購入した本を「失敗した」と感じたら、時間がもったいないので無理に最後まで読まず次の本へ行くのも一つの手段です。
メモやマーカーを描き込んでいなければ売ってしまうのもOK。
普段から本をよく読む人なら、たまには失敗して合わない本を手にしてしまうこともあるので、切り替えて次の本へと挑戦しましょう。
時間を開けると意外と読めるというのもよくある話です。
ビジネス書を効率よく選んで仕事に役立てよう
ビジネス書は自身に合ったものを選ぶことで、仕事の能率アップや自身の成長に繋げられる便利な本です。
数が多いので効率的に選んでいく必要がありますが、本記事を参考に選んでみてはいかがでしょうか。
また、ビジネス書は読んで終わりではなく活用することも重要なポイント。
メモやマーカーを活用したり、多くの本を読んで幅広い知見を得ていくのもオススメの使い方となっています。
電子書籍の読み放題などもコスパの面では優秀なので、自身に合った使い方で活用してみてください。
種類が多過ぎてどうやって選べばいいか分からない…。