と疑問に思ったことはありませんか?
電子書籍の共有ができれば、読書の幅が広がり電子書籍をより楽しく利用できそうですよね。
そんな疑問をお持ちの方に、電子書籍の共有方法と電子書籍を共有するためにオススメのストアをご紹介します。
電子書籍を共有する場合のメリット・デメリットとともに、違法になってしまうケースも解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
目次
電子書籍は貸し借りできる?その方法は?
紙の本と同じように、電子書籍も貸し借りをして共有することは可能です。
では、どのような方法で電子書籍の貸し借りはできるのでしょうか?
貸し借りをする方法は以下の2つです。
- 複数端末で利用できるサービスを使う
- 端末を本のように回し読みする
電子書籍を貸し借りする2つの方法には、それぞれ特徴があります。
自分に合った共有方法を選ぶ際の参考にしてみて下さいね。
一つずつ詳しく解説していきます。
複数端末で利用できるサービスを使う
マルチデバイス機能とは、スマホやパソコン、タブレットなど複数の端末を登録して同時に閲覧できるようにする機能のこと。
家族で電子書籍を共有したい場合は、電子書籍サービスのアカウントを家族で共有しておけば、同じアカウントでログインをして複数の端末で同時に閲覧できるという仕組みです。
自分は家でパソコンで閲覧している時に、家族の誰かが外出中にも閲覧できるという便利な機能ですよ。
マルチデバイス機能は、ほとんどの電子書籍サービスに無料で付いている機能で、サービスの契約した後に電子書籍の共有が可能になります。
サービスによって同時に利用できる端末数に違いがあります。
共有したい家族の人数が決まっている場合は、事前に利用できる端末数をサイトでチェックしておくと安心ですよ。
端末を本のように回し読みする
一番簡単な方法は、電子書籍が入った端末を回し読みする方法です。
紙の本を人に貸すのと同じ感覚で、端末をそっくりそのまま相手に渡せば、ダウンロードした電子書籍を共有することが可能です。
読んでみて面白かった書籍を気軽に貸し借りできるので、読書の幅が広がって楽しみが増えそうですよね。
家族同士で端末の貸し借りをすることに抵抗がないという方には簡単でオススメの方法ですが、「家族だとしても自分の端末の貸し借りは抵抗がある・・」という方も多いはず。
そんな時は、家族間で一緒に使える電子書籍専用のタブレットやパソコンを購入して、回し読みを楽しむ方法もオススメ。
共有したい家族同士で話し合って、楽しく利用できるといいですね。
電子書籍を共有すると得られるメリット
電子書籍は在庫切れを心配することなく購入できるほか、持ち運びができるので外出先でも便利に読書を楽しめるなど、多くのメリットがありますよね。
電子書籍の共有をすることで、さらに幅広い使い方ができますよ。
共有をすることで得られるメリットは以下の2つです。
- 電子書籍を安価で買える
- 全く新しい書籍と出会える
電子書籍の共有には、紙の本の貸し借りとはまた違う魅力的なポイントがあります。
一つずつ解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
電子書籍を安価で買える
紙の本より安く購入できるメリットがある電子書籍ですが、共有をすればさらにお得に購入できますよ。
家族で電子書籍を買うことで、購入金額を割り勘にでき節約することが可能です。
作品の購入金額やサービスの月額料金も節約できるというのは魅力的なポイントですよね。
月額登録を迷っている方でも、家族で共有して節約できるのであれば利用してみるきっかけにもなりそうです。
家族で同じ作品を読んでいる場合などは、一緒に楽しめるので特にオススメ。
好みのラインナップが揃っている電子書籍サービスを共有すれば、さらに楽しめそうですよね。
電子書籍サービスにはセールやキャンペーンの開催、クーポンの配布もありますので、上手に活用してお得に楽しんでみてはいかがでしょうか。
全く新しい書籍と出会える
電子書籍を共有するメリットとして、全く新しい書籍と出会えるメリットもあります。
自分の好みで読書していると、読むジャンルや好みは偏ってくるもの。
自分なら購入しなかった書籍も家族が買っていれば気軽に読めるため、読書の幅が広がるきっかけにもなります。
試しに読んでみると想像以上にハマってしまうことも!
全く知らなかったジャンルを読むことで、新たな発見があったり好みの作家さんに出会えたりするかもしれません。
反対に自分が好きな作品やジャンルを家族にオススメして、気に入ってもらえたら嬉しいですよね。
共通の作品を読んでいれば感想を言い合えるので、家族同士の会話が増えそうなのも魅力的なポイント。
電子書籍の共有は、気軽に家族のコミュニケーション作りができるのも大きなメリットです。
電子書籍を共有すると陥るデメリット
電子書籍の共有には魅力的なメリットがありますが、端末を共有するとなるとデメリットも気になりますよね。
家族間での共有とはいえ、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
電子書籍を共有するうえで、特にデメリットとして挙げられるのは以下の2つです。
- マルチデバイス数にも制限がある
- 自分が読んでいる本がバレてしまう
電子書籍を共有するデメリットもよく理解してから利用を始めると安心です。
一つずつ解説していきますので、参考にしてみて下さいね。
マルチデバイス数にも制限がある
マルチデバイス数にも制限が発生するため同時に利用できる数は限りがあり、同じタイミングで利用できる台数は各電子書籍サービスにより異なります。
1アカウントにつき5台前後が平均的ですが、台数を無制限に利用できる電子書籍サービスもありますよ。
電子書籍を共有で利用したいと考えている場合は、何人で共有したいのかを把握した上で電子書籍サービス選びをすることは重要なポイント。
特に大人数で共有をしたい場合は事前にチェックしておきましょう。
また、マルチデバイス数が多く設定されているサービスでも、読みたい本のラインナップが家族で共通していなければ楽しめませんよね。
共有したい家族同士で読みたい本のラインナップを事前にチェックしておくと安心ですよ。
自分が読んでいる本がバレてしまう
電子書籍を共有するデメリットで特に気になるのは、自分が読んでいる本がバレてしまうことではないでしょうか。
同じアカウントを利用して共有するわけですから、どんな電子書籍が買われたのか一目で見抜かれてしまいます。
電子書籍を共有することで自分のプライベートな趣味・嗜好が明らかになることを忘れてはいけません。
家族同士とはいえ、個人的にどんな本を読んでいるのか知られたくないこともありますよね。
電子書籍を共有し始めてから後悔してしまわないように、事前に家族同士で話し合っておくと安心ですよ。
全く気にならない方にとっては問題のないデメリットかもしれませんが、抵抗のある方にとっては重要なポイント。
共有する前によく考えてから利用するようにしましょう。
電子書籍の共有にオススメのストア3選
電子書籍の共有にオススメのストアを3選ご紹介します。
- Kindle
- 楽天Kobo
- dブック
ストアによって、マルチデバイス数の制限数や端末の使い方に違いがあります。
共有したい家族の人数に合わせて選ぶことは重要なポイント。
セールやキャンペーンでお得に買える方法や、ポイント還元にもそれぞれ特徴がありますよ。
電子書籍を共有するからこそ、よりお得に利用したいもの。
共有する家族の一人一人が楽しめるように本のラインナップもチェックしてみて下さいね。
一つ一つ解説していきますので、ストア選びの参考にしてみて下さい。
ストア①Kindle
Amazonが提供する電子書籍サービス・Kindleは漫画や小説、実用書などジャンルのラインナップが幅広く、320万冊以上の品揃えが魅力的なストア。
Amazonのアカウントを持っていれば簡単に利用可能で、共有できる台数は1アカウントにつき6台までです。
Kindleでは電子書籍を購入したアカウントでしか読めないので、アカウントを共有することで同時に利用できます。
Kindle(キンドル)の優秀な点は電子端末を選択できることで、親アカウントから貸し出しする形になるので、機能制限をかけて管理することが可能です。
そのため、共有している誰かが間違えて書籍を購入してしまったり、子供に書籍を勝手に買われるなどのデメリットもなくなります。
家族の誰かが代表して管理をして家族みんなで共有するという使い方をしたい方にピッタリなストアです。
ストア②楽天Kobo
楽天が運営する楽天koboは、小説や漫画、ビジネス書など400万冊以上の圧倒的な品揃えが特徴です。
子供から大人まで楽しめる幅広いラインナップは、家族で共有するストアとして魅力的ですよね。
楽天Koboはマルチデバイスの対応が無制限のため、大人数で共有したいと考えている方に特にオススメ。
スマホやパソコン、電子書籍リーダーなど、様々なデバイスで台数を気にすることなく利用できますよ。
無料作品や試し読みの作品も多く配信しているので、お得に読める作品を家族で楽しく共有できるのも嬉しいポイント。
また、100円ごとに1ポイント貯めるので、普段から家族の買い物で楽天関連サービスを使うことが多いのであれば、よりお得に楽しめますよ。
ストア③dブック
NTTドコモが運営しているdブックは、人気の漫画や雑誌、小説など60万冊以上の品揃えが魅力的なストア。
ドコモユーザー以外の方でも、dアカウントを取得することで誰でも使用可能です。
マルチデバイスは1つのdアカウントにつき10台まで登録可能なので、電子書籍サービスの中でもかなり多めの設定です。
dブックは登録不要で無料で読める作品が3,000冊以上もあるのも嬉しいポイント。
漫画のラインナップが充実しているので、家族で漫画を共有したいという方は特に楽しめるストアですよ。
本を購入するたびにdポイントが貯まり、セールやキャンペーンも定期的に開催されています。
キャリア決済もできるので、家族でドコモユーザーの方やdポイントの利用が多い方には特にオススメです。
会社内で従業員用に電子書籍を共有する場合
家族間と違い社内共有の場合は第三者への共有とみなされることから、利用規約に反することが多いので注意が必要です。
仕事用に使用するのであれば問題ないイメージが強いかもしれませんが、著作権者に許可を取らないまま共有した場合は、複製権侵害となってしまうことがあります。
電子書籍サービスの利用規約に明記されていることもあれば、特に明記されていないこともあります。
例えば、Kindleで電子書籍を共有する際には、ビジネスアカウントでは「社内での共有利用はできない」と以下のように明記されています。
デジタルコンテンツの利用は、個人の非商用の使用目的にのみ限られます。そのため、たとえビジネスアカウントから購入したとしても、社内での利用や他のユーザーに共有や転送することはできません。
引用元:amazonデジタル&デバイスフォーラム
仕事用に使うからと言って、軽い気持ちで共有すると利用規約に反することがあります。
トラブルに発展してしまう可能性もありますので、十分に注意するようにしましょう。
電子書籍の共有に関してよくある質問
電子書籍の共有に関して、よくある質問は以下の3つです。
- 電子書籍は無料で家族と共有できますか?
- 電子書籍を家族間で共有することは違法行為ですか?
- 友人と共有することは違法に近い?
一つずつ解説していきますので、参考にしてみて下さいね。
電子書籍は無料で家族と共有できますか?
マルチデバイス機能は、ほとんどの電子書籍サービスのアプリに付属している機能ですので、無料で使うことが可能です。
ただ、電子書籍ストアによって利用できる端末の台数に違いがあります。
何人で共有したいのかを事前に把握し、使いたいストアのマルチデバイス機能の設定数を確認しておくとスムーズに共有設定ができますよ。
無料で読める作品を多く配信しているストアもありますので、無料で共有を楽しみたい方は作品のラインナップも確認しておくことがオススメ。
家族で共有することで、さらにお得に読める作品の発見があるかもしれませんので、楽しく活用してみて下さいね。
電子書籍を家族間で共有することは違法行為ですか?
一般的に、家族で電子書籍を共有すること自体は違法行為には該当しません。
紙の本の場合だと、自宅の本棚に置いてある本を家族みんなが自由に読む感覚です。
利用する電子書籍サービスの利用規定にもよりますが、家族間で共有することに問題がないのであれば、安心して利用できますよね。
複数端末で利用するか、端末を回し読みするかは状況に合わせて選びましょう。
1つのアカウントで利用できる端末の台数は電子書籍サービスによって異なりますので、複数端末を共有したい場合は利用したい台数を事前に確認しておくと安心でしょう。
信頼し合っている家族間での共有であれば問題はありませんので、楽しくお得に電子書籍サービスを利用してみて下さいね。
友人と共有することは違法に近い?
電子書籍サービスの自分のアカウントを友人と共有したケースは、規約違反になる可能性が比較的高くなります。
家族以外の他人は第三者とみなされ、友人・同僚などは別カテゴリーのユーザーとして見受けられるためです。
アカウントの共有は親しい友人同士で軽い気持ちで行ってしまいそうな行為ですが、とても危険な行為です。
電子書籍サービスによっては利用規約に明記されていることもあります。
利用規約に違反し、不正な利用が発覚した場合には法律で罰せられる可能性もあります。
楽しく電子書籍の共有をするために、事前に利用規約をしっかり確認するようにしましょう。
電子書籍を家族間で共有してお得に好きな本をたくさん読もう
電子書籍を家族で共有することでサービスをお得に利用できるほか、読書の幅が広がるなどたくさんのメリットをご紹介してきました。
個人情報の含まれたアカウントの貸し借りをすることに不安を感じる方も多いと思いますが、信頼のある家族同士であれば楽しく利用できますよね。
電子書籍サービスによって共有できる台数に違いがあるので、使いたい台数や書籍のラインナップに合わせて選び方の参考にしてみて下さい。
お得に利用できる電子書籍の共有で、さらに読書を楽しんで下さいね!
紙の本は誰とでも簡単に貸し借りができるけれど、電子書籍も同じように共有できるの?