「ビジネス書を読みたくても、時間の確保が難しい…。」と、お困りではありませんか?
通勤時間や休憩時間などの隙間時間を活用できれば嬉しいですが、重たいビジネス書を持ち運ぶのは大変ですよね。
そこで、電子書籍でビジネス書を読むことをおすすめします。
電子書籍なら、書籍の持ち運びの手間が要りませんし、いつでもどこでも空いた時間を読書に当てられるからです。
当記事では、電子書籍のメリット・デメリットや、おすすめの電子書籍サービスについて解説します。
ぜひ、ビジネス書の電子書籍に興味がある方は、参考にしてください。
目次
ビジネス書を紙でなく、電子書籍で読むメリット・デメリット
ビジネス書を読みたい場合には、紙の書籍と電子書籍の2つの選択肢があります。
それぞれが異なる長所と短所を持つため、紙の書籍から電子書籍に切り替えたら、様々なメリットとデメリットを受けるでしょう。
まず、メリットは下記の2つです。
- 時や場所を選ばず、いつでもどこでもビジネス書が読める
- 紙の書籍を購入するよりも、安くてお得
電子書籍はかさばらないため、電車や飲食店など外出先でも、気軽に読むことができます。
通勤電車で分厚いビジネス書を開いていると目を引きますが、スマホで電子書籍を読んでいても不自然ではありません。
時や場所を選ばず読めることは、メリットです。
また、電子書籍の方が紙の書籍よりも安く買えます。
電子書籍は元々の価格が安い傾向があるうえ、セールを行うこともあり、サービスによっては購入するたびにポイントが貰える場合もあるでしょう。
ただ、紙の書籍ではなく電子書籍を利用することで生じるデメリットについても、考慮すべきです。
デメリットは、下記の2つです。
- 過去に読んだビジネス書を、読み返せない場合がある
- 読み終えても、売却ができない
まず、月額利用料を支払えば電子書籍が読み放題といったサービスを利用している場合は、解約したら、もう読めません。
また、読みたい電子書籍が、読み放題の対象から外れることもあり得ます。
そのため、何度も読み返したいビジネス書は、紙媒体で購入した方が良いかもしれません。
さらに、電子書籍は、読み終わっても売れません。
メリットとデメリットを踏まえて、自分のスタイルに合っているのが紙の書籍か電子書籍かを考えましょう。
電子書籍のビジネス書をお得に読む方法
電子書籍のビジネス書をお得に読むためには、以下のポイントを意識してください。
- 利用を検討するサービスの、ビジネス書のラインナップを見る
- 利用を検討するサービスに、割引クーポンやセールがあるか確認する
- コストパフォーマンスの良さや月額料金がお得か考える
- 電子書籍サービス・サイトに対応した端末か調べる
それぞれのポイントについて、以下の見出しで解説します。
ビジネス書のラインナップを見る
ビジネス書を読みたくて電子書籍サービスを利用する場合は、まずはビジネス書のラインナップを確認してください。
それぞれの電子書籍サービスごとに、多く取り扱っているジャンルが異なります。
現在、電子書籍サービスで人気があるのは漫画です。
そのため、漫画の種類は充実しているけど、ビジネス書はほとんど扱っていないという電子書籍サービスも少なくありません。
もしも、肝心のビジネス書のラインナップが乏しい場合は、別の電子書籍サービスを探しましょう。
また、読みたいビジネス書がある場合は、そのタイトルが扱われているかをサイト内検索などで調べてください。
せっかく登録しても、サービスに読みたいビジネス書がないなら、時間やお金が無駄になります。
割引クーポンやセールがあるか確認する
ビジネス書は、漫画や小説と違い、1冊の値段が1,000円を超えるものも多いです。
値段が高い分、割引によって受けられる恩恵が、漫画などよりも大きくなります。
そのため、電子書籍サイトに登録する前に、そのサービスが割引クーポンの無料配布やセールを行っているか確認しましょう。サービスごとにシステムは異なりますし、セールやクーポン配布の頻度も違います。
1冊当たり数百円の話でも、積み重なれば大金となります。どうせ利用するなら、お得にビジネス書を読める電子書籍サービスにしましょう。
コストパフォーマンスの良さや月額料金がお得か考える
電子書籍サービスの読み放題に登録する前に、コストパフォーマンスの良さや、月額料金がお得かを考えることをおすすめします。
何でもいいから一度ビジネス書を読んでみたい
読みたいビジネス書が決まっている
こういった場合には、品ぞろえが豊富だったりオプションが豪華だったりする、比較的高めのサービスに登録しても、持てあましてしまいします。
月額料金が安いサービスのほうが、満足できるかもしれません。
逆に、幅広いジャンルのものを読みたい場合や、1ヶ月で数十冊も読むという場合は、多少料金が高くとも、対象本数が多い読み放題サービスに登録したほうが、コストパフォーマンスが良くなるでしょう。
自分の読書のスタイルによって、どういったサービスに登録するのがお得かは変わりますので、よく検討してください。
電子書籍サービス・サイトに対応した端末か調べる
勇み足で電子書籍サービスに登録しても、自分の所持している端末で利用できなければ意味がありません。
電子書籍サービスの中には、スマートフォンのみ対応していて、タブレットでの利用はできないものもあります。
登録前に、電子書籍サービスの利用規約やヘルプなどに目を通して、自分の所持している端末で利用できるかを確認してください。
電子書籍のおすすめビジネス書が読めるサービス6選
当項目で紹介する電子書籍サービスは、以下の 6つです。
それぞれ2022年3月時点で人気のある、おすすめのビジネス書が読める電子書籍サービスです。
違った特徴や長所を持っているため、一つ一つ解説します。
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは、ネット通販で有名なAmazonが運営をしている電子書籍サービスです。
取り扱っている書籍の冊数は200万冊以上で、そのうち読み放題の対象となっているビジネス書は約4万冊と言われています。
ビジネス書は、電子書籍サービスでの取り扱いが少ない傾向があるため、他の電子書籍サービスでは蔵書数が数百冊でもおかしくありません。
多くの電子書籍サービスとは、2桁もビジネス書の蔵書数が異なるため、ビジネス書をたくさん読みたい場合や、たくさんの選択肢から好きなビジネス書を選択したい場合は、Kindle Unlimitedが最もおすすめです。
また、読みやすさや登録のしやすさでも優れており、どの電子書籍サービスに登録するか迷ったら、とりあえずKindle Unlimitedを選ぶのが無難でしょう。
BookLive!
BookLive!は、取り扱っている書籍の数が133万冊以上、無料作品も2万冊以上あり、書籍の豊富さが魅力の電子書籍サービスです。
ビジネス書以外の漫画や小説、雑誌や写真集の取り扱いも多いため、様々な書籍を楽しみたい方に向いています。
また、初回登録時に配布されるクーポンを使えば、50%オフで書籍が購入可能です。
クーポンガチャシステムも用意されていて、毎日お得なクーポンを手に入れるチャンスがあります。さらに、Tポイントを貯めたり、Tポイントで書籍を購入したりもできます。
クーポンやポイントを利用できるため、電子書籍をお得に楽しみたいという方におすすめです。
ebookjapan
ebookjapanは、60万冊以上の電子書籍を取り扱っている電子書籍ストアです。
電子書籍の購入でPayPayボーナスを貯められます。
また、定期的に行われるビジネス書のセールや、ポイントなどの還元率を上げるキャンペーンが魅力です。
ebookjapanは、株式会社イーブックイニシアティブジャパンとヤフー株式会社によって運営されています。
知名度の高い企業が運営しているため、信頼度が高く、安心して利用が可能です。
ラインナップは、漫画が多いことが特徴です。ビジネス書以外は読むつもりがないという方には、合わないかもしれません。
Audible
Audibleは、Amazonによって運営されているオーディオブックサービスで、音声化されている書籍を購入して、書籍を耳で楽しめます。
作業をしながらや、電車などで移動しながら聞けるため、ビジネス書を読みたいのに、忙しくて時間が取れないという方におすすめです。
Audibleは、ビジネス書だけでなく、小説や自己啓発本なども取り扱っています。
読み上げているのが朗読のプロや俳優、アナウンサーなので聞き取りやすいです。
書籍の読み上げを聞きながら入眠できる、スリープタイマー機能などもあり、一風変わった読書を楽しめます。
楽天Kobo
楽天koboは、400万冊以上の書籍を取り扱っている電子書籍サービスです。
楽天ポイントを貯めたり利用したりできるため、楽天ユーザーにおすすめできます。
専門的な内容を扱っているビジネス書は、高価なものが多いです。
しかし、楽天koboはお得に購入できるキャンペーンを行ったり、割安に書籍を入手できるクーポンを配布したりしているため、ビジネス書を安く購入できます。
無料の漫画や小説もあるため、ビジネス書に飽きたら、それらを楽しめることも魅力です。
さらに、コレクション機能やしおり機能を備えていたり、SDカードに購入した書籍を保存できたり、優秀な検索機能が使えたりと、機能面が充実しています。
紀伊國屋書店ウェブストア
紀伊國屋書店ウェブストアは、日本全国で書店を運営している紀伊國屋書店の電子書籍サービスです。
取扱い書籍の種類が多彩で、ビジネス書や実用書の取り扱いも多くあります。
また、2割引きや4割引きの割引セールを行うこともあり、セール時を狙えば、お得に書籍を購入可能です。
さらに、紀伊國屋の店舗を良く使うという方は、ウェブストアでもポイントカードが使えるために、サービスの利用をおすすめできます。
貯めたポイントは電子書籍に限らず、紙の書籍やCDなどの商品に使うことも可能です。
何度も読み返したいビジネス書は紙の書籍を買い、一度読めれば満足というものは電子書籍で買うなど、ウェブストアと店舗の使い分けもできます。
電子書籍のおすすめビジネス書についてよくある質問
電子書籍のおすすめビジネス書についてのよくある質問は、以下のとおりです。
- 複数の端末でビジネス書を読み回すことはできる?
- ビジネス書の容量は小さい or 大きい?
- ビジネス書を読みやすい端末のサイズは?
それぞれ、一つずつ解説します。
複数の端末でビジネス書を読み回すことはできる?
複数の端末でビジネス書を読みまわすことは、サービスによっては可能です。
当記事で紹介した6つの電子書籍サービスは、すべて複数端末での利用が出来ます。
ただし、利用可能端末台数に上限があるサービスと、無いサービスがあることに注意してください。
ビジネス書の容量は小さい or 大きい?
ビジネス書の容量は、比較的小さい部類になります。
なぜなら、漫画や雑誌には画像の情報が多く含まれているためデータ量が多くなりますが、ビジネス書は大半が活字だからです。
挿絵が挿入されるライトノベルや漫画などと比べて、ビジネス書のデータ量は小さいため、少ない容量でたくさんのビジネス書をダウンロードできます。
ビジネス書を読みやすい端末のサイズは?
どのサイズの端末がビジネス書を読みやすいと感じるかは、個人の感性次第ともいえますが、端末のサイズが大きければ大きいほど、文字や図が見やすいでしょう。
ただし、外出先や通勤電車の中などでは、大きい端末では邪魔になってしまって、逆に見づらいという場合もあります。
持ち運びを考えると、画面サイズが8インチ程度の端末が読みやすく、自宅などの落ち着いて読める環境なら、10インチ以上の画面を持つ端末が読みやすいでしょう。
電子書籍サービスはおすすめの点やビジネス書の品揃えが異なるのでよく調べよう
当記事では、電子書籍のメリット・デメリットや、電子書籍でビジネス書をお得に読む方法、おすすめの電子書籍サービス、よくある質問などについて解説しました。
個人の読書のスタイルや、読みたい書籍の種類によって、その人に適した電子書籍サービスは異なります。
電子書籍サービスを登録する際には、自分に合ったサービスを選ぶために、そのサービスの長所や、品揃えをチェックしたうえで検討するようにしてください。